カレイドスコープ・ラブ:瞳の色別恋愛傾向

カラコンの進化とテクノロジー

何事も技術というのは普及とともに広がるものであり、求められるものが増えると高品質となっていきます。
それはカラコンにもいえることであり、カラコンはかつて雑貨扱いだったのです。
しかし、様々なトラブルが発生したり、その上で普及もしてきたということがあって、カラーコンタクトは安心と安全が保証された医療機器となったわけです。
2009年に少なくとも日本においては高度管理医療機器に指定されることになりました。
カラーコンタクトは当然コンタクトができてから生まれたものということになりますがテクノロジーとしてはレンズに対しての着色剤の印刷・内包というのができるようになってから出来るようになりました。
カラコンの着色構造なのですが、レンズ表面に瞳のサイズにあわせた着色やデザインがプリントされているのですか、それがそのまま瞳に影響してデザインとして発揮してくれるんです。
現状、カラコンの着色構造は3つです。
3種類の方法があり、それがサンドイッチ構造、ラップイン構造(浸透方式)、プリント方式となっています。
サンドイッチ構造は、レンズの素材と素材の間に着色された色素を挟んでいるものであり、現状、カラコンの多くは、サンドイッチ構造です。
色素をレンズではさみ込んでいるので、色素が目に触れたりすることはありませんが、どうしてもレンズに厚みが出てしまうのでつけ心地が悪いと感じてしまうこともあります。
もう一つがラップイン構造(浸透方式)であり、色素をレンズ素材でコーティングして、その後レンズの中に浸透させる構造となっていて、レンズが薄くできます。
色素が目に触れやすい構造です。
プリント方式は色素をレンズ素材でコーティングしたらその後にレンズ表面に直接プリントします。着色面が剥がれ色落ちトラブルがあったので現在ではあまりお勧めできない方式です。
レンズを着色することから生まれたからコンタクトは現状レンズを挟んで目に触れない安全性というのをテクノロジーの進化によって生み出しました。
これからさらに発展する可能性としてはより薄くつけ心地の良い目に色素が触れないようなカラコンとなるでしょう。
それが求められています。

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